ウォータースタンド株式会社

京都のまちのプラスチックボトルごみを減らす

水道直結式ウォーターサーバーのレンタル事業を展開するウォータースタンド株式会社は、2020年1月,京都市と「マイボトル等で利用できる給水スポット拡大に関する連携協定」を締結。3年間で,京都市内の市営・民間施設や神社仏閣など約1,000ヵ所に同社のウォーターサーバー「ウォータースタンド」を設置し,マイボトルなどで給水できる環境を整備することを決めました。


マイボトルやマイカップがあれば給水できるため,ボトルウォーターなどを購入する機会が減少し,使い捨てのプラスチックボトルごみなどを大幅に削減することができます。
同社の試算によると,この取組みによる京都市内でのプラスチックボトルの削減本数は,年間で365万本※1、CO2の削減量は434.35t-CO2になる ※2そうです。


※ 1:京都市内1,000箇所で,1日あたり10人がウォータースタンドを利用する場合を想定し算出。
※ 2:上記※1に,1回利用あたりの削減比率-0.119kg-CO2を適用し算出。
削減比率は環境省「リユース可能な飲料容器およびマイカップ・マイボトルの使用に係る環境負荷分析について」より引用。

ウォータースタンドで人々のライフスタイルを変える

水事業をコア事業に位置付けるウォータースタンドにとって,プラスチックボトルごみなどによる海洋汚染は解決すべき重要な課題の一つです。そのため全国5万ヶ所に「ウォータースタンド」を給水スポットとして整備し,使い捨てプラスチックボトルの使用抑制を目指しています。2030年までに,プラスチックボトルの年間廃棄量を30億本削減するという目標を2020年2月に掲げ,事業を通じて社会課題の解決に取り組んでいます。※3
※3:2018年度のペットボトル消費量の数値を基に算出。

今回の京都市との協定も,そうした取り組みの一つです。とりわけ京都市は、世界中から観光客が訪れます。市内の市営・民間施設のみならず,寺社仏閣に給水スポットを設置することで,世界中から訪れる観光客の「グリーントラベル」を後押ししようとしています。
その他,京都市が主催するイベントなどでもプラスチックボトルごみの削減やマイボトルの活用を啓発していく計画です。
同社が目指すのは,この取組みを通じて市民や観光客がプラスチックボトルを使い捨てするライフスタイルを変えること。マイボトルを携帯するのが当たり前の社会になれば,プラスチックボトルごみは大幅に削減できると考えています。

連携する京都市は,広報活動を通じてウォータースタンドの取り組みを支援し,市内各地の施設に給水機の設置拡大を後押しします。「ペットボトルの水を飲むことが,もはや時代に合わないというライフスタイルを京都から発信したい。環境にやさしく,家計にも優しい京都市の水道水をもっと飲んでいただくことでペットボトルの消費量を減らしたい」と門川大作京都市長も力強く述べました。
こうした取り組みが京都市から日本中,さらに世界中に広がることがプラスチックごみの削減につながっていくと信じ,同社は今後も取り組みの拡大を目指していきます。

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