株式会社セブン‐イレブン・ジャパン

店頭で回収したペットボトルを100%リサイクルして再商品化

 

株式会社セブン‐イレブン・ジャパンでは「脱炭素社会」「循環経済社会」「自然共生社会」の実現を目指して、「CO2排出量削減」「プラスチック対策」「食品ロス・食品リサイクル対策」「持続可能な調達」の4つのテーマで2050年までの具体的な目標を定めたセブン&アイグループの環境宣言『GREEN CHALLENGE 2050』に沿って、様々な取り組みを行っています。

テーマの一つである「プラスチック対策」では2050年までに「セブンプレミアム」を含む同社のオリジナル商品に使用する容器を100%バイオマス・生分解性・リサイクル素材・紙などの環境配慮型素材にするという目標を掲げました。とりわけ現在は、ペットボトルリサイクル、商品容器および包装材料、レジ袋・フォークやスプーンといったカトラリーのプラスチック削減に注力しています。

その一つとして取り組んでいるのが,日本コカ・コーラ株式会社との共同企画で進めている完全循環型ペットボトルリサイクルです。セブン&アイグループの店頭で回収したペットボトルのみを使用し,100%リサイクルペットボトルに再生。そのリサイクルペットボトルを用いた緑茶飲料「セブンプレミアム一(はじめ)緑茶一日一本」を2019年6月から全国のセブン-イレブンで販売しています。グループ内で回収したペットボトルをリサイクルし、再び同じグループ内で販売する「完全循環型」のリサイクルは世界初。お客様にわかりやすい資源循環を示すことで、リサイクルへの関心を高め、積極的な参加を促していきたいと考えています。

プラスチックの使用を抑える容器や包装を開発

また商品容器および包装材料におけるプラスチック対策として,新たに「トップシール包装」を開発し,サラダなど一部の商品の包装を転換しました。容器内の酸素を窒素に置き換え,シール状の蓋を接着・密封する新容器で,従来の被せ型のプラスチック蓋に比べ、プラスチックの使用を抑えられるだけではなく,新鮮さを保ったまま販売時間を大幅に延長することもできるため,食品ロスの削減にもつながります。
セブン&アイグループのプライベートブランド「セブンプレミアム」の商品においても,リサイクルペットや間伐材など環境に配慮した素材を使用した容器・包装の採用を拡大,販売しています。
2030年までにオリジナル商品(セブンプレミアムを含む)の容器包装に環境配慮型素材を50%使用する、またプラスチック製レジ袋の使用をゼロにすることを目標に,現在も取り組みを拡大しています。

こうした取り組みは,お取引先様だけではなく,お客様や地域社会と一体となって進めることが欠かせません。自らプラスチック対策に取り組むと同時に,きめ細かく情報を発信しながら、皆様のライフスタイルをより豊かなものにするためのお手伝いをしたいと考えています。コンビニエンスストアは日常に組み込まれているからこそ,日々の利用を通じて、リサイクルや活動に関心が持てる。そんなコンビニエンスストアを目指してこれからも積極的に取り組みを進めていきます。

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