ごみを減らす3つの理由

3reasons_02市民の皆様、事業者の皆様、ごみの減量・リサイクルにご協力いただき、ありがとうございます。京都市のごみ減量マスコットの「こごみちゃん」です。「ごみのダイエットで、出すごみを小さく」という願いを込めて、こごみ(小ごみ)と名前をつけてもらいました。いまも、がんばってダイエットにチャレンジ中です。いつも市民のみなさんが出しているごみ袋に印刷されているのですが、覚えてくださいましたか?

ごみを減らす3つの理由

3つの理由その1ごみの減量は環境問題の身近な課題です

ごみになる前の製品は、もともと天然の資源を使って作られています。紙やプラスチック・ガラス・金属などを大切に使わなければ、将来、資源が足りなくなるかもしれません。また、製品の製造や運搬には石油などの多くのエネルギーが使われ、ごみを燃やしたときに発生する二酸化炭素は地球温暖化の原因にもなっています。
さらに、世界には食糧援助が必要な人がいるにも関わらず、多くの食品ロスが発生しています。

3つの理由その2京都市のクリーンセンター・唯一の埋立処分場を長く使えます

「エコランド音羽の杜」(東部山間埋立処分地)市民の皆様が出したごみは、市が収集(民間業者が収集するマンションを除く)し、処理します。リサイクルできないごみは、クリーンセンターの焼却炉で燃やします。
現在3つあるクリーンセンターを長く大切に使うためには、定期的なメンテナンスと、約20年間使用した後の大規模改修が必要です。そのときには、市全体のごみを2つのクリーンセンターで処理しなければなりません。2工場で処理できるごみの量は39万トン程度であり、ひとたび大規模災害が起こると、大量の災害廃棄物の発生や工場の一時的な稼働停止が想定されるため、平時からそれらを下回る量まで減らしておくことが重要です。
また、ごみを燃やした後には、大量の灰が残ります。その灰などを埋め立てるのが「埋立処分場」です。京都市には、山科区の音羽山に唯一の埋立処分場「エコランド音羽の杜」がありますが、毎日運び込まれる灰により、埋立処分場の寿命は徐々に短くなります。
ごみを減らして、クリーンセンターや埋立処分場を大切に使わなければ、ごみがまちにあふれてしまうかもしれません。
ごみの減量にいち早く取り組んで、京都の美しいまちを守りましょう。

3つの理由その3ごみ処理のコストを下げられます

京都市のごみ処理には、年間234億円(令和2年度)もの巨額の経費がかかっています。ごみ袋一つ当たり、いくらかかっているかは・・・、ごみ袋に書いてあるので、ぜひ見てくださいね。
ごみを減らすことは、ごみ処理コストの削減につながり、また、市民の皆様にとっても、ごみを出す際に使用する有料指定袋を小さなものにできるので、お財布にも優しくなります。

最後に

皆様のご協力により、令和元年度にはピーク時からの「ごみ半減」を達成することができました。
京都市が目指す持続可能な循環型社会の実現に向けては、リデュース(発生抑制)、リユース(再使用)、リサイクル(再生利用)に加え、リニューアブル(再生可能資源の活用)が重要です。
引き続き、ご協力よろしくお願いいたします。

ページの先頭へ

どうやって暮らす?2Rを進める

ものづくり食販売と購入催事(イベント等)観光等大学・共同住宅等

京都市のごみ量速報

優良事業者の紹介

優良事業者一覧