東本願寺

参拝者用下足袋等をリユースし、プラスチックごみを削減

真宗大谷派の本山であり、日々多くの参拝者が足を運ぶ東本願寺。
参拝者がお堂に入る際に配布される下足袋ですが、東本願寺では下足袋をリユース(再使用)することで、プラスチックごみの削減に取り組んでいます。
使用された下足袋は回収し、形を整えた後に下足袋に穴が空いていないか等、状態の確認も行ってからリユースしています。
もちろん時間はかかりますが、この一手間がプラスチックごみの削減に繋がっているのではないかと考えています。

宗派法要で参拝者に食事を提供する際は、100年以上の歴史がある漆器に盛り付けています。箸は塗り箸を使用し、食事の後は,自宅等でリユースしてもらうため,参拝者へ持ち帰りをお願いしています。使い捨て容器や割り箸を使用しないことでごみを削減しながらも、昔から使われてきたものを繰り返し大切に使うという、東本願寺ならではの取り組みです。

参拝者用だけでなく職員も共同し、プラスチックごみを減らす様々な工夫を行っています。
たとえば,職員の就業時間の湯茶はマイカップを使用し、ごみの削減に努めています。また、ペットボトルの空容器はキャップを別途回収し、エコキャップ推進協会に提供。分別回収することでリサイクルを促進し、ごみの分別に対する意識も高めています。
日常的な場面でごみを減らしたり、リユースの工夫をすることで、意識せずとも環境問題へ取り組む姿勢が作られていきます。さらに、環境問題に取り組むことで経費の削減にも繋げていければと考えています。

小さなことから取り組み、環境問題に対する理解を深めていく

プラスチック資源循環という社会的目標を達成するためには、まずは参拝者・身近な関係者への理解を求めながら,「小さなことでも実施する」という姿勢が重要かと思います。
今後もこれらのことを意識して,プラスチックごみ削減につながる取り組みを続けていきます。

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