丼丸 京の魚河岸

実施内容

テイクアウト用の容器として,リユース食器を導入。希望者にリユース食器で商品を提供。

導入品について

バラエティー豊富なメニューに対応する丼とフタにリユース食器を導入。リユース食器は食器洗い乾燥機に対応しているので,利用客が自宅で容器を洗うときの手間や気持ちの負担を軽減できます。また電子レンジの使用も可能です。

導入にあたって

きっかけ
日々使用する大量の容器が,使用後はすべてごみになることに懸念を抱いていました。京都市の事業をきっかけに,店に適したリユース食器を探し,導入をはじめました。

工夫,利用客の反応など
利用客にリユース食器を選択できることを伝え,利用を促すために,店頭では店主が作成したポスターを張り出し,チラシを配布。加えて常連の利用客には,声をかけてアナウンスも行っています。利用客は食器1個に対して初回のみ,デポジット300円を支払います。以降,使用しない場合は,食器を返却した際にデポジットを返金。また環境問題に取り組みながら,お得感も味わってもらえるよう,リユース食器利用者には商品1個に対して100円引きになるエコ推進割引券を3枚贈呈。ポイントスタンプを通常の2倍,押印する特典も付与しています。
利用客からは,「以前の器より,料理が華やかに見える」との声が多いです。また,ごみ削減に対する意識が高まり,ショッピングバッグを持参し,割り箸は不要という利用客も増えてきました。

成果

現在は経営する3店舗を合わせて,月に約200個のリユース食器を使用。またリユース食器を利用するようになった常連の利用客の来店頻度が以前より上がったという成果もありました。

環境問題への考え。今後の取り組みなど

リユース食器を導入する以前は,月に2500~3000個の使い捨て容器を購入。そのすべてが使用後すべてごみになってしまうことに懸念を抱いていました。実際に,店頭のイートインスペースで食事した利用客が残した容器が山になるのも目にして,ごみ削減に積極的に取り組むようになりました。以来,プラスチック削減の他にも環境保護のためにできることはないか情報収集しています。リユース食器の利用客は全体の数から見ればまだわずかですが,利用率を10%まで上げるが当面の目標です。

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