実施内容
テイクアウト用にリユースでき,かつ,保温・保冷が万全な容器(ランチジャーやスープ用魔法瓶)を導入。
導入品について
自宅でも温かいまま食せるテイクアウト用の容器に「ステンレスランチジャー」と「ステンレス製魔法瓶フード マグ」を導入しました。「ステンレスランチジャー」は3つの容器に分かれ上部は常温のもの,中部と下部が100℃のものを4~6時間60℃に保つことができる優れモノ。「フード マグ」は一品対応に使用しています。
導入にあたって
きっかけ
2020年4月,コロナ禍になって初めてテイクアウトを始めましたが,温かい料理は再加熱するとクオリティが下がってしまうという理由からメニューとして真空冷凍パックと冷製のみでした。他に良い方法を模索している中,目に留まったのが保温・保冷ができる精度の高いこの容器でした。
工夫,利用客の反応など
料理を少しでもベストな状態で渡したいと思い,来店時間に合わせて電子レンジや食洗器を使い容器を事前に温め,その中に出来立てを入れています。利用客の中には,「そんなに熱くないだろうと思って口に入れたら,しっかり温度が保たれていたのでびっくりした」という方もおり,「お店で食べているのとほとんど変わらなかった」という嬉しい声もいただきました。時短要請が解除されても,特にファミリー層から「休日の食事に便利だから」と引き続きテイクアウトされる方もいます。容器はデポジット制度ではありませんが,1週間以内に返却されます。コロナ禍にあって,まだまだ先が見えませんが,ステンレスランチジャーなどの導入でメニューのほとんどがテイクアウト可能になったのは心強いと感じています。
成果
肉料理や煮込み,アクアパッツァなど温かいまま持ち帰りができ美味しく食してもらえるので,テイクアウトの需要がかなり増加しています。
環境問題への考え。今後の取り組みなど
今後もごみ削減の観点からも使い捨てではなくリユースの容器を使っていきます。もっと気軽に利用できるように保温可能でコンパクトな容器も増やしていく考えです。大手コーヒーチェーン店が導入しているマイボトルのように持込み容器でも対応します。
京都市の食べ残しゼロ推進店舗」に加入し,食べ残しがないように取組んでいます。