実施内容
リユースできる重箱と弁当箱を導入。ほかにバイオマスプラスチック配合の弁当箱とレジ袋へ切り替え。
導入品について
法人向けの仕出し料理にリユースできる重箱を,また米沢牛の黒毛和牛ローストビーフ弁当などのテイクアウトメニューに,リユースできる弁当箱を導入しています。また,テイクアウトメニューや,食べ切れなかった料理の持ち帰りの際に,バイオマスプラスチック配合の弁当箱とレジ袋を使用しています。
導入にあたって
きっかけ
京都市の食べ残しゼロ推進店舗になっており,もともと環境問題,ごみ減量に関心がありました。京都市の事業で存在を知り,リユース食器とバイオマスプラスチック配合の容器の利用を始めました。
工夫,利用客の反応など
一度に数十個の注文が入る法人の仕出し料理などで使い捨て容器を使用すると,食後にはその数だけ容器がごみになってしまいます。そこで,少しでもごみを減らしたいと始めたのが,リユースの重箱と弁当箱の利用です。利用客に洗って再利用できる容器であることをさりげなく伝えています。また,おせち料理を販売するときには,利用客に選択してもらえるように,リユースできる重箱と木箱の両方を用意しました。
利用客の中には,お弁当を再度注文する際に,リユースの弁当箱を持参するようになった人もいます。
成果
おせち料理の販売時には50%の客がリユース食器を選択。リユース食器を使ったことを縁に,仕出しや持ち帰りだけでなく,店内での食事を楽しみにくる利用客も増えました。
環境問題への考え。今後の取り組みなど
リユース,リデュース,リサイクルの知識を要する「3R・低炭素社会検定」の資格を取得するなど,以前からごみ削減をはじめとする環境問題に取り組んできました。リユース食器の採用は小さな一歩かもしれませんが,問題意識が利用客に伝わり,広く浸透することを期待しています。