実施内容
3店舗にてテイクアウト用の容器とレジ袋をバイオマスプラスチック配合品へ切り替え。
導入品について
同社が運営する3店舗で,バイオマスプラスチック配合のテイクアウト用容器とレジ袋を使用。居酒屋の「旨いもん酒場 イロドリ」では,フタ付きのパック2種を一品料理の容器として使用。うどん店「京・うどん 開花亭」と喫茶店「可否茶館」の2店舗では,うどんやかき氷用のどんぶり型容器のほか,ドリンク用のコップにも使用しています。その他,スプーン,ストローなどの付属品もバイオマスプラスチック配合品に切り替えています。
導入にあたって
きっかけ
「開花亭」と「可否茶館」は東映太秦映画村内で営業しており,施設で廃棄される大量のプラスチックごみを目にしていました。問題意識を持っていて,何かSDGs に貢献できることはないか?と考えていたことから,バイオマスプラスチック配合の容器を取り入れました。
工夫,利用客の反応など
以前からテイクアウトは行っていたため,取引先へ購入を相談。カタログを見てもイメージしづらかったので,取り寄せてもらった実物をチェックしながら選びました。実際に使用してみて,サイズも以前と変わらないし使用感には問題ありませんでしたが,一部のメニューはそのままだと納まらなかったので,盛り付ける量を調整するなど工夫は必要でした。課題として割高な価格が今後の購入のネックになる可能性もあると感じています。
成果
売り上げに大きな変化はありませんが,飲食業として取り組める,環境のためのアクションが実行でき,また,SDGsに貢献することができたと思います。
環境問題への考え。今後の取り組みなど
普段から食材を無駄にしないようにスタッフへ伝えている中で,店舗で使用しているラップには,繰り返し使えるシリコン製ラップを採用するなど,できるだけごみを出さないように気を配っています。バイオマスプラスチック配合容器への切り替えをきっかけに,スタッフへも環境への考えが共有できました。今後取り入れていきたいと思っているのが,生分解性の容器。価格の問題はあるものの,導入できればベストだと考えています。みんなが “もったいない” という感覚を持てば,より地球に優しくなれるはず。今後もできることを考えていきたいと思います。